些細なことで夫婦喧嘩になることはどこの家庭でもあります。
すぐ仲直りできればいいですがケンカが長引くこともありますし、表向きは堪えて平静を装っていても溜まったストレスが何かの弾みに爆発することも。
ふだん家出人探しに携わっている探偵として、ここでは妻の家出に絞って解説したいと思います。
妻が家出する原因は?
さて、あるママ向け情報サイトのアンケートで、「家出に至った夫婦喧嘩の原因ランキング」がありましたので、下記に引用します。
【家出に至った喧嘩の原因ランキング】
1位 夫が家事や育児に非協力的(33.0%)
2位 内容を思い出せないくらいの些細なケンカ(25.0%)
3位 嫁・姑問題(9.7%)
4位 夫もしくは自身の浮気など交遊関係(7.4%)
5位 夫もしくは自身の借金など金銭問題(7.4%)
6位 子供の教育方針のすれ違い(4.5%)
7位 夫の暴力(2.3%)
mamatennaより引用
https://www.mamatenna.jp/
このうち上位4位までについて解説します。
家事育児に協力しない夫から逃げる妻
1位の「夫が家事や育児に非協力的(33.0%)」は約3割ですからダントツですね。
人探し専門調査会東京の「妻の家出人探し」依頼案件でもこの理由は多いです。
世の夫の中には、「自分が外で仕事をしているから家事や育児は女(妻)がやって当たり前」という考えの人がいます。
男女平等と言われる現代でも、このような亭主関白的な夫はたくさんいるのが現実。
主婦業というのは、男性が思っているほど決して楽なものではありません。
食事の用意、買い出し、後片付け、ゴミ出し。
洗濯物を干す、たたむ、しまう、アイロンがけ。
部屋の掃除、寝室、台所、シンク周り。
お風呂、トイレ、リビングそしてバルコニーやお庭の掃除等々。
お子さんがいれば、子育て、教育にかかわるすべての事柄。
習い事や塾の送迎、幼稚園、学校行事、ご近所付き合い。
このように一日一日大変な家事(仕事といってもよい)をこなしている主婦です。
ツライのは「休みがない」ということ。
お勤めの夫は土日に家でのんびり休みことが出来ますが、妻(主婦)にとって「土日だから家事やりません」とはならないのです。
休みなく動いていると、精神的に誰でも辛くなります。
増してや、共働きの奥様はさらに負担が大きくなります。
それで協力してくれない夫なら、ある時ふと「逃げたい」気持ちになる奥さんがいても不思議はありません。
実家に帰ったり一日家出をしてしまう心理は女性ならよくわかることです。
このような妻の立場をよく理解して、たまには妻に「息抜きの時間」を作ってあげる。
そして家事を手伝ったり、感謝の気持ちを表す夫であれば良好な夫婦生活を築き上げられるのではないでしょうか。
些細なケンカが原因で家出する妻
2位の「内容を思い出せないくらいの些細なケンカ」は(25.0%)
言った言わない、やったやらない、意見の対立など些細なことが原因で夫婦げんかが絶えないご夫婦。
人探し専門調査会東京が受ける、妻の家出人探しの依頼でも多く見られます。
たとえば夫が社長で妻が役員という某地方都市在住の夫婦は、いつも仕事のやり方で意見が対立して喧嘩をしていました。
この妻はある日突然家出をして、東京のビジネスホテルを転々とする生活していました。
嫁・姑問題で家出する妻
3位の「嫁・姑問題」ですが、こちらは(9.7%)という割合になっています。
ちなみに人探し専門調査会東京では、この理由の家出人探しは少ないです。
「嫁・姑問題」は古今東西どの時代でもどこでも頻繁に起きる問題。
一概には言えませんが、「嫁」と「姑」は「揉めるのが自然」だと思っていたほうが後々楽です。
そこで一番重要なのが夫の存在。
他人である嫁」と姑を繋ぐのは夫以外いませんから。
夫が双方の立場を理解してうまく纏めるのが一番の解決策だと思います。
浮気が原因で家出する妻
そして4位に占めているのが、「夫もしくは自身の浮気など交遊関係」で(7.4%)です。
不貞行為におよぶ理由はさまざまあるかと思いますが、夫婦関係の悪さもその一つです。
なかには夫婦仲が悪いところに、魅力を感じる異性に出会ってしまい不倫に発展するケースも。
人探し専門調査会東京では、妻の家出人探しを受けて調査したら、妻が浮気相手の男の家に泊まっていたケースもあります。
恋は盲目というように、結婚前は相手の欠点や問題など気にならなかったと思いますが、結婚生活となると途端に相手の粗が気になりだします。
結婚生活を円満に過ごす為には夫婦2人の努力が必要。
夫婦はお互いに「思いやり」の言動をもって、関係性を築き上げていくものなのではと思います。
ちなみに7位の「夫の暴力」ですが、人探し専門調査会東京ではこれが理由の「妻の家出人探し」は一切お断りしています。
いうまでもなく家出した奥さんはDV被害者。
DV加害者である夫からの依頼は受けません。